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	<title>EAT Café &#187; EAT Cafe レポート</title>
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	<description>Editing Art and Technology</description>
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		<title>UXデザインの本来の意味とは ～変わりゆくデバイス環境に向けて～</title>
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		<pubDate>Mon, 18 Mar 2013 07:16:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[EAT Cafe レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[「使う人の役に立ちたい」ー 。迫田大地（さこだ だいち）さんの持つそんなシンプルな誠実さが彼をフリーランスに導いた。現在、日本では数少ないUXデザイナーとして活躍する迫田さんを招いておこなわれたEAT Caf&#038;eacut [...]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="ColumnArticle">
<H3><img src="../imgcontent/007/title.png" alt="UXデザインの本来の意味とは～変わりゆくデバイス環境に向けて～ ゲストスピーカー 迫田大地さん" width="600" height="210"></H3>

<P>「使う人の役に立ちたい」ー 。迫田大地（さこだ だいち）さんの持つそんなシンプルな誠実さが彼をフリーランスに導いた。現在、日本では数少ないUXデザイナーとして活躍する迫田さんを招いておこなわれたEAT Caf&eacute; Vol.7。彼が独立するにあたりたどってきた道程には商売とはなにか、デザインとはどういうものか、という根幹の問題が見え隠れしている。<br />
<strong>迫田大地Webサイト『blog.daichisakota.com』：<a href="http://blog.daichisakota.com/" target="_blank">http://blog.daichisakota.com/</a></strong></P>


<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/007/face3.jpg" alt="　" width="222" height="155"></span>
<P>「UXデザイン」という言葉をごぞんじだろうか？<br />
UX、すなわちユーザエクスペリエンス（User Experience）とは使う人を中心に据えた考えかたのことである。そして、インターフェイスを目前にしたとき、使用する人がどう振る舞うか、どのような気持ちになるのか、それを指標にデザインする手法を「UXデザイン」と呼ぶ。迫田さんはこのUXをほとんど独学で勉強したのだそうだ。
</P>

<H4>プランニングもUXデザイナーの仕事</H4>
<P>「具体的な学びかたみたいなのもおそらくあると思うんですが、自分の場合、使うのがどんな人なのかを徹底してリサーチします。その人の身に自分がなったとき、その視点でなければ見えなかったものが見えてくるんですよ」</p>

<P>　以前に依頼を受けて制作した『ポチットログ』は幼稚園の保母さんのためのスマートフォン用のアプリケーションソフトだ。これは園児のステータスを入力するためのもので、事務作業の手間をできるだけ省き、子どもたちと向かい合う時間を増やすことを目的としている。この開発にあたって迫田さんは現場である幼稚園に通い詰めた。そして、1日の業務を目で追っているとあることに気がついたという。それはつねに子どもに囲まれている彼女たちには、悠長にスマホを取り出してさわるタイミングがないということだ。また、タブレットを手にしていじっていると、むかえに来た父母の心証もよくない。</P>

<span class="imageboxL"><img src="../imgcontent/007/face1.jpg" alt="　" width="600" height="343"></span>
<P>　そこで、大きいボタンで押し間違えを少なくし、できるかぎり表示速度を速くすることを目指す、というインターフェイス面だけでなく、端末そのものの使いかたまでのアイデアを含めたパッケージングをしたという。</P>
<P>「エアコンのリモコンみたいに壁に取り付ければ、より専門的な機械だと思って園児たちの興味も薄れるし、親御さんからもちゃんと仕事をしているように見えます。ユーザインターフェイスだけでなく、使う人の気持ちになってトータルで考える。そうした提案をするのも仕事のうちだと思っています」</P>

<P>　見る人、さわる人の体験に深く関わってくる部分はすべてカバーする。こうしたプランナーに近い仕事もUXのうちなのだそうだ。</P>
      
<H4>UXの歴史は3,000年以上？！</H4>

<P>　セッションは、そもそもUXという概念はいつから生まれたのだろう、という話題に発展した。おそらく文化が生まれたときにすでに存在したはずである、というのが1つの結論になった。たとえば店舗設計などの基準のなかには3,000年の歴史を持ったUXが盛り込まれているし、“おもてなし”が第一の旅館・ホテル業なども同様に長い歴史を持っている。</P>
<span class="imageboxL"><img src="../imgcontent/007/face4.jpg" alt="　" width="377" height="240"></span>
<P>　これらにくらべてデジタルデバイスのUXはまだ年月が浅い。他の分野には建築科やホテル学科というようなUXをアカデミックに学ぶ場があるのに対し、デジタルの領域に関してはほとんど存在しないのが現状だ。こうした整理されていないカテゴリこそ「UXデザイナー」が活躍できる舞台になっていくのではないだろうか。</P>
<P>　具体的には、今後、テレビを見ながらスマートフォンをさわったりといったマルチデバイス環境が、より深く生活に入り込んでくるなかで、どのような提案ができるかがカギとなってくるはずだ。たとえば電子掲示板サイトと動画コンテンツを融合させた『ニコニコ動画』のような、いくつかのデバイスを連動させた新しいインターフェイスデザインをプランニングすることも、UXデザイナーの役目の1つになるだろう。</P>


<H4>自身が考えるデザインとのギャップ</H4>
<P>　迫田さんはフリーランスになる前、大手のインターネット関連サービス会社でインタラクションデザイナーを勤めていた。そのとき、びっしりと情報で埋め尽くされたトップページを目にして、はたしてこれがユーザビリティを高めているのだろうか、と疑問に感じたという。もちろんコンテンツが無料になると広告収入に頼るしかない。広告がクリックされやすい場所にボタンを配置し、Webページを立ち上げたとき、どこよりもそれが見えるようにデザインした。</P>
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/007/face2.jpg" alt="　" width="386" height="246"></span>
<P>　コマーシャルが利益を生み、利益が企業を巨大化していき、人が集まってくる…。いちど動き出してしまったそのサイクルはもう止まらない。しかし迫田さんは、その終着駅に幸せが待っているとはとても思えなかったという。UXよりもマネタイズ（収益化）が前面に出ているそのページは、自分が考えている“まともさ”とはすこし違っていた、と彼は語った。貨幣の番人となってマウスを握り続ける、そうした違和感や疑問が4年後に迫田さんの背中を押すことになる。</P>

<H4>迫田大地さんが見つけた人生の意味</H4>
<P>　彼が1人で仕事を始めようと考えたのにはきっかけがある。それは2011年の3月11日に起こった東日本大震災だ。交通機関がマヒし、西麻布から横浜まで6時間かけて暗い夜道を歩いているときにいろいろなことを考えたという。いまの仕事のこと、遠く離れた停電中の家で１人待っている妻のこと…。自分に正直であるために出した結論は、大企業を辞めてフリーランスの道に進むというものだった。</P>

<P>「ガマンできなくなったんです。いろいろなことが」</P>

<P>　かつて1755年に起こったリスボン地震のとき、アメリカの天文学者ジョン・ウィンスロップは「物質界における壊滅的な、あるいは、それに近い出来事は、人生の意味を明らかにするために利用できる」という言葉を残している。</P>
<P>　自分のあるべき姿がどんなものか、それを2年前の地震が教えてくれた。<br />
　サービスを使うだれかの顔を思い浮かべ、現場をのぞき、それに合ったデザインをする。いまでは本来のUXに立ち返りいきいきと仕事をする迫田さんの笑顔はとてもリラックスしているように見えた。</P>
<span class="imageboxC"><img src="../imgcontent/007/all.jpg" width="600" height="343"></span>


<div class="profile">
<strong>迫田大地（さこだ だいち）</strong><br />
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/007/profile.jpg" alt="カワハラ ナオミさん" width="138" height="138"></span>
<P class="cap">1980年生まれ。東京造形大学視覚伝達デザイン科卒業。在学時より多数のウェブサイトを制作、運営。その後、ソフトウェアハウスのデザイナーを経て大手インターネット関連サービス会社へデザイナーとして入社。主にスマートフォン用のウェブサービスおよびアプリケーションのインタラクションデザインを担当。その傍ら、Podcast『ゲーム脳ばと』を企画、制作した（更新終了）。Apple社の選ぶ年間ベストコンテンツ『iTunes Rewind 2009』のオーディオポッドキャスト部門に選出される。現在では声優の木村はるかとともにPodcast『ひいきびいき』を毎月2回配信している。</P>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>MEGA EAT Café フォトレポート</title>
		<link>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/45/</link>
		<comments>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/45/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 18 Jan 2013 06:44:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[EAT Cafe レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[今回は堅苦しい新年会ではなく、MEGA EAT Caféと銘打ちパーティースタイルで2013年の始まりを祝いました。当日はDJ、LIVE演奏、ダンスなどのエンターテイメント要素満載。来て頂いたフリーランスの皆様が、楽しん [...]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="ColumnArticle">
<H3><img src="../imgcontent/ex01/title.png" alt="番外編: MEGA EAT Café フォトレポート 1/10/2013 @ 霞が関ナレッジスクエア" width="615" height="180"></H3>

<p>今回は堅苦しい新年会ではなく、MEGA EAT Caféと銘打ちパーティースタイルで2013年の始まりを祝いました。当日はDJ、LIVE演奏、ダンスなどのエンターテイメント要素満載。来て頂いたフリーランスの皆様が、楽しんで交流して頂ける場所になったと思います。そんな当日の様子をフォトレポートでおとどけします！<br />
</p>

<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/B-DSC_0108.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/B-0108.jpg" alt="　" width="600"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0045.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0045.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0070.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0070.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0101.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0101.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0048.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0048.jpg" alt="　" width="290"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0188.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0188.jpg" alt="　" width="290"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0220.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0220.jpg" alt="　" width="290"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0062.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0062.jpg" alt="　" width="290" height="191"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/B-DSC_0107.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/B-0107.jpg" alt="　" width="600"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0100.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0100.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0084.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0084.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0151.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0151.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0127.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0127.jpg" alt="　" width="290" height="193"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0082.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0082.jpg" alt="　" width="290"></a></span>
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<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0192.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0192.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0142.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0142.jpg" alt="　" width="290"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0190.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0190.jpg" alt="　" width="290"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/B-DSC_0210.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/B-0210.jpg" alt="　" width="600"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0167.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0167.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0186.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0186.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/S-DSC_0224.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/S-0224.jpg" alt="　" width="190"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0134.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0134.jpg" alt="　" width="290"></a></span>
<span class="imageboxEx"><a href="../imgcontent/ex01/imgbox/M-DSC_0136.jpg" rel="lightbox[roadtrip]"><img src="../imgcontent/ex01/M-0136.jpg" alt="　" width="290"></a></span>
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		<title>ソーシャルネットが生み出す新たな仕事のかたち</title>
		<link>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/42/</link>
		<comments>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/42/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 18 Jan 2013 05:42:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[EAT Cafe レポート]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.techdesign.co.jp/eatcafe2/?p=42</guid>
		<description><![CDATA[好きな物事は仕事にできるのか？ “理想と現実”という言葉で古くから語られるこの命題に、少しずつ変化が訪れている。いままで経験のないインターネットショップをわずか１ヶ月で構築しオープンさせて１年。仕入れから販売まで個人で行 [...]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="ColumnArticle">
<H3><img src="../imgcontent/006/title.png" alt="ソーシャルネットが生み出す新たな仕事のかたち～個人でネットショップを成功させるためには～ ゲストスピーカー 『Fabfive』川原直実さん" width="600" height="210"></H3>

<p>好きな物事は仕事にできるのか？<br />
“理想と現実”という言葉で古くから語られるこの命題に、少しずつ変化が訪れている。いままで経験のないインターネットショップをわずか１ヶ月で構築しオープンさせて１年。仕入れから販売まで個人で行うゲストスピーカー川原直実さんが、その可能性を大きく感じさせてくれた第6回のEAT Café。ソーシャルネットワークを武器に、自分の好きなものを売っていくことを実現させた彼女から語られるストーリーは、これからの商売の新しい指標になるのかもしれない。<br />
<strong>ガールズナンバーワンデパート『Fabfive（ファブファイブ）』：</strong><a href="http://fabfivetokyo.com/" target="_blank">http://fabfivetokyo.com/</a></p>

<H4>「仕事のかたわら、世界中から洋服を買っていました」</H4>
<p>「好きな洋服のテイストが自分で自覚できているし、その服が好きな人たちのことを見つけられる方法を自分は知っているんじゃないかと思いました」川原さんの運営するWebショップ『Fabfive（ファブファイブ）』は2011年にオープンしてちょうど一年。大学を卒業後、Webデザイナーやアートディレクターといったさまざまな仕事を経験し、いまに至る彼女はどのような想いでお店を始めたのだろう。</p>
<span class="imageboxL"><img src="../imgcontent/006/face1.jpg" alt="　" width="600" height="400"></span>
<p>「いまから4、5年前にネットショッピングの魅力に取り憑かれました。夜な夜なアメリカやイギリス、スウェーデンやドイツなど、いろいろな国のネットショップをさまよって物を買うということに夢中になったんです」はるか遠く離れた地から手に入れた洋服を着て友達に会っていると“ねえ、それどこで売ってるの？”と聞かれることもしばしばあったという。</p>
      
<H4>いったいなにをだれに売るのか？ということ</H4>
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/006/face3.jpg" alt="　" width="400" height="255"></span>
<p>その後、いろいろな企業で仕事をするうちに、イーコマースのサイトの立ち上げにクリエイティブディレクターとして参加する機会があったそうだ。茶器などの日本の伝統工芸品をセレクトし、海外に販売するこのサイトで、川原さんは壁を感じたという。自分もほとんど使うことが無いような伝統工芸品や、高価な嗜好品を訴求することに違和感を感じたそうだ。数ある商品の中から自分たちがセレクトしてきたものを自信を持ってカスタマーにプレゼン出来ているのかと問われると、川原さん自身は雲をつかむような感覚が離れなかったという。「売り手である自分が正直、モノの良さをわかっていない。さらには買い手がなにを欲しているかもぼんやりしている。いま思うとこれでは難しいですよね。</p>
<p>とにかく認知させなければ、と広告を大々的に出稿し続けた戦略も、いまとなっては良い経験だという。「このとき、ショップのFacebookページのファン数も10万人に達していました。ところが実際に購買につながる数は伸びなかったんです。結局、『いいね！』を広く拾いすぎてターゲティングがうまくできていなかったのだと思います。」</p>
<p>『売り手が自分たちの商材に対し、情熱や知識が十分でないものは、お客様にも伝わらない。』『買い手がどういう人かを知ることがいかに重要か。』この2つの経験が、この先のビジネスのビジョンに大きく影響を与えたようだ。</p>


<H4>わずか1カ月でWebショップをオープン</H4>
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/006/face2.jpg" alt="　" width="400" height="543"></span>
<p>これまでのデザイナーとしての経験と、イーコマースの具体的な仕組みを学んだことが彼女に火をつけた。「私が興味があって情熱を存分に傾けることができるファッション分野でやってみたらどうだろう？と甘い気持ちがジワジワ出てきたんです」思い立ったが吉日、2泊4日の弾丸ツアーでNYに買い付けへ。</p>
<p>「とにかく商品を100点集めよう。集まったら自分ですぐにショップを立ち上げよう」と彼女が考えたのは昨年2011年の11月末だったという。目標通り100点の商品を手に入れて、帰国するとすぐに自分でサイトを作成し、友達に写真撮影を頼み、わずか1カ月で現在のお店『Fabfive』をオープンさせる。</p>
<p>スタートしてからは、ソーシャルメディアを最大限に活用することに力を注ぎ、お店のフォロワーとなってくれる人達のスタイリングや好きなもの、趣味などを徹底的に調査し、彼らが望んでいるアイテムを絞り込んで展開することを心がけたという。いまではFacebookのファン数も6,400人を超え、Facebookはもちろん、Twitter、インスタグラム、ブログ、メルマガなどでこまめに交流を続けている。</p>

<H4>ソーシャルなつながりが、お客様との関係を身近にする</H4>
<p>『Fabfive』のなかには街のショップでは出会えないような、派手な形や色のアイテムが数多く並べられている。「セレクトがニッチでありターゲティングがしっかりできていること、ネットの価格競争から外れることで、ショップの世界観を明確に確立することができたと思います。だから今は実店舗を構えたいという気持ちもありません。商品のセレクトが、インパクトが強く万人ウケしないので、おそらく通りすがりの人は入ってきませんから（笑）」</p>
<p>売っていくものの特性を把握する、それがお客様にとってどんなメリットがあるのかを考える…。会社で徹底的に叩き込まれるこうしたQC（クォリティコントロール）を、彼女はナチュラルに実践している。</p>
<p>ソーシャルネットワークという新しいつながりかたは、かつて企業が大きな予算を省いていて行っていたことを個人で可能にしたのかもしれない。</p>
<p>現在、『Fabfive』は順調に取引先を増やし、オリジナルブランドも計画中だ。「いまの客層は20代から30代くらい。これから先、自分のセンスが通じなくなっていくという恐れはあります。この先、お客様と一緒にボトムアップしていくのが理想だとは思っていますが、まだ模索中です。」</p>


<span class="imageboxC"><img src="../imgcontent/006/all.jpg" width="601" height="343"></span>

<H4>これから問われる“プロ”としての姿勢</H4>
<p>このストーリーは、偶然に成功した夢物語なのか。“プロフェッショナルであること”とはどういった姿勢を示すのか。セッションはこの部分に焦点を当てて進められた。商売という視点から考えると、自分とまったく違ったテイストも取り入れつつ、バイヤーとしての目利きを育て、愛するお客様とコミュニケーションすることが大事では？という意見や、逆に好きなことをやりました、というコアな部分をより堅固に守っていくべきではないかという言葉も飛び出した。</p>
<p>オープンから1年、常識を振り切ってすばやく行動し、前向きに捉える姿勢こそが、彼女の触れる事柄を&ldquo;偶然&rdquo;のように見せているのかもしれない。最後に、なぜショップの名前が『Fabfive』というのか、彼女の言葉で締めくくりたいと思う。</p>
<p>「fabulous（ファビュラス）という言葉が好きで使いたかった。それに好きな数字の5（ファイブ）を組み合わせてお店の名前にしたんです。あとで知ったんですが、NBAのスーパープレイヤーが『Fab Five』と呼ばれていることに驚きました（笑）。お客様にはバスケやバスケットシューズが好きな人も多いのでお店の雰囲気をイメージしてもらいやすいし、海外の展示会に行ってもお店の名前を口にしたら、アメリカ人のウケが良くて取引を始めるいい&ldquo;つかみ&rdquo;になるんですよ」</p>


<div class="profile">
<strong>川原直実</strong><br />
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/006/profile.jpg" alt="カワハラ ナオミさん" width="138" height="138"></span>
<p class="cap">2004年大学卒業後に、WEBデザイナーやアートディレクター、アパレルのインターンなどの経験を積み、2011年にWebショップ『Fabfive（ファブファイブ）』を立ち上げる。単独で海外へ出向き、独創性に富んだそのセレクトはソーシャルネットワークを通じて世界中に多くのファンをつくり、2013年1月現在、Facebookでは6,400人以上のファン数を誇っている。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>あくまで表現をおこなう１つの場としてアプリがある</title>
		<link>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/1/</link>
		<comments>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/1/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 27 Dec 2012 05:18:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[EAT Cafe レポート]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.techdesign.co.jp/eatcafe2/?p=1</guid>
		<description><![CDATA[「おれは」「お前は」「マイケル」「yeah」。 並んだ4つの単語を目にしただけで、これらがなにを示しているのかピンとくる人も多いだろう。斜にかまえた日本語ラップが脳内再生される、という人も少なくないはずだ。この言葉が書か [...]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="ColumnArticle">
<H3><img src="../imgcontent/005/title.png" alt="「あくまで表現をおこなう１つの場としてアプリがある」～個人でできるアプリ開発～ゲストスピーカー 成瀬つばささん" width="600" height="210"></H3>

<p>「おれは」「お前は」「マイケル」「yeah」。<br />
並んだ4つの単語を目にしただけで、これらがなにを示しているのかピンとくる人も多いだろう。斜にかまえた日本語ラップが脳内再生される、という人も少なくないはずだ。この言葉が書かれたボタンを押すだけで、だれでも楽しくHIP HOPのビートを刻めるiPhoneアプリ『ラップムシ』を含む『リズムシシリーズ』は、いまや300万ダウンロード以上を誇るキラーコンテンツに成長。第5回EAT Cafeでは、その『リズムシシリーズ』を制作したメディアアーティスト成瀬つばささんにそのコンセプトをうかがった。一見かわいらしい手書きの、おもちゃのようなアプリケーションの裏には、緻密に計算されたクオリティが隠されていた。<br />
<strong>成瀬つばささんWebサイト『オトノアソビバ』：</strong><a href="http://otonoasobiba.hiroimon.com/" target="_blank">http://otonoasobiba.hiroimon.com/</a></p>

<H4>「『リズムシ』は音楽ツールではありません」</H4>

<p>　iPhone用アプリ『リズムシシリーズ』は、ボタンを押すとリズムシというかわいらしい手描きのキャラクターがアニメーションして音が出るという、ちいさな子どもからお年寄りまで楽しく音楽に接することができるシンプルなアプリケーションソフトだ。成瀬さんは、このコンテンツは「ツール」として作成したわけはない、と語った。</p>

<span class="imageboxL"><img src="../imgcontent/005/face1.png" alt="　" width="349" height="290"></span>

<p>「ゲームとして、音楽ツールとして、といった感覚ではなくアート作品としてつくっているという意識があります。『ラップムシ』にしても、HIP HOPミュージックを分解してアプリのなかで再構成する、いわゆるジェネレイティブ・ミュージック（生成音楽）としての意味合いが大きいです。ただ、App Storeの様な場所では、こちらがアート作品だとアピールしたところで、常にそう受け取ってもらえるとは限らないんですよね。そういう意識をせずとも楽しんでもらえるように、シンプルで直感的に遊べるかどうかということにはすごく気を使っています」</p>
<p>　国立音楽大学卒業後、多摩美術大学の大学院に入った頃より、iPhoneアプリ向けのプログラミングの勉強を始めた。そして2010年の5月28日にApp Storeより『リズムシ』の配信をスタート。とくにプロモーションをおこなわずとも少しずつランキングが上がっていき、2週間後には1万ダウンロードを超えたという。その当時のApp Store内は、大手企業も手探り状態でなかなか参入できず、現在とくらべるとまったく違う状況だったそうだ。</p>
<p>「アプリのユーザーもコアな人たちが多く、音楽アプリも個人で自由につくっていいはずなのに、企業が制作するようなものに準じた固いデザインがほとんどでした。そのなかでこの手描きのアイコンが配信されたときに、ものすごく目立ったんです」</p>
      
<H4>アーティストとしての姿勢が成功を呼び寄せた</H4>

<p>&ldquo;ふだん積極的に音を使って遊ぶということを体験していない人たちに、その楽しみを知ってもらいたい&rdquo;と柔らかいタッチのデザインを採用したことで、音楽アプリに興味のなかった人たちを引きつけ、いまでは『リズムシシリーズ』はアプリ全体で300万ダウンロードを超える大ヒット作となった。iPhoneアプリの市場が成熟する前での、このヒットにはある程度のもくろみがあったのだろうか。</p>

<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/005/face2.png" alt="　" width="313" height="207"></span>

<p>「大きなポイントがあるとすれば、いまはiPhoneのアプリケーションが一般化したことで、多くの人がそれをベースに発想を考えていますよね。自分の場合はそもそも先につくりたいものがあって、登場したiPhoneがそれを実現するのにぴったりだった。だから結果的にこれを選んだという違いはあります」</p>
<p>　マーケティングする&ldquo;商売人&rdquo;ではなく、あくまで表現にこだわった&ldquo;アーティスト&rdquo;としての音楽に対する純粋な意志が、成功を呼び寄せたのかもしれない。</p>


<H4>セルフプロモーションとタイミングがすべて</H4>

<p>　「こだわったポイントは、広告を排除すること。そしてネットワークを制限するということです」成瀬つばささんが提唱する理念は、わたしたちが想像している“アプリ商売の方法”とはまったく逆のものだった。</p>

<p>「いまくらいのダウンロード数になると広告を出したいという話も発生します。でも広告を入れてしまうと『リズムシ』の世界観にいろいろと横やりを入れられる可能性が生まれる。それなりの金額がふところに入ってくるんでしょうが、実際に広告を付けたときの雰囲気の壊れ方やイメージダウンは数百万で取り戻せるようなものではないと思うんです」</p>


<p>　むしろ現実的に、金銭面の視点で見ても広告収入に頼らないほうがメリットは多いと考えているそうだ。現在、このキャラクターを使ったグッズの販売や、雑誌でのイラストの連載など、アプリ以外の他メディアの露出が増えているなかで、どのようにコントロールしていくかはとてもセンシティブな問題だと語る。イメージを保つことで新しい付加価値が生まれることまで考慮したブランディングに、その場にいる全員が唸らされた。&ldquo;どこかに所属する、ということは意識して避けています&rdquo;という姿勢からもその徹底ぶりはうかがえる。<br />
  　ネットワークを制限する理由は、自身の世代に対するノスタルジーも関係しているという。</p>
<p>「私が子供のころに経験したコンテンツには、ひとつの場所に集まってみんなで楽しむものが多かった。だからこその影響もあるのでしょうが、通信しないとフルに楽しめないものって何か違う、という気持ちがあります。離れた場所でネットワークを通じてつながる、ではなくてみんなが集まって空間を共有して楽しんでもらうことが大事だと思っているんです。家や学校で集まった時に楽しく遊んでます、という声をいただくとすごくうれしい」</p>
<p>　それが今、世の中に出回っているアプリとの差別化にもつながっている。「ネットワークを使わないことはおそらく大きな欠点でもあるんですが、それを抱えたままこの『リズムシ』さんと一緒にこれからも新しいアイディアを実現させていきたい」と、若きアーティストは最後に語った。</p>


<span class="imageboxC"><img src="../imgcontent/005/all.png" width="590" height="350"></span>



<div class="profile">
<strong>成瀬つばさ</strong><br />
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/005/profile.png" alt="成瀬つばささん" width="138" height="138"></span>
<p class="cap">メディアアーティスト。国立音楽大学在学中は、音楽文化デザイン学科にてコンピュータ音楽を研究する傍ら、ジャズピアニスト・キーボーディストとして様々な演奏活動を行う。卒業後は多摩美術大学大学院に進み、現在はサウンド＆メディアアートの分野で研究・創作活動を展開。 独学でiPhoneアプリの開発を始め、開発したアプリケーションはグラフィックから音、プログラミングまでのすべてを自身で手がけている。彼が制作した『リズムシ』はApp Storeで公開後、大きな話題をよび、現在では300万以上のダウンロード数を誇る。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>電子書籍がもたらす未来 ～寡占が進む世界を生き抜くためには～</title>
		<link>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/10/</link>
		<comments>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/10/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 14 Nov 2012 05:38:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[EAT Cafe レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[「電子書籍のメリットは、現時点でつくり手側にはありません」 驚くべき言葉とともにスタートした第4回EAT Caf&#233;。発言したのはこの回のゲストスピーカーであるあきみちさんだ。2007年までSONYに勤め、現 [...]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="ColumnArticle">
<H3><img src="../imgcontent/004/title.png" alt="電子書籍がもたらす未来 ～寡占が進む世界を生き抜くためには～～ゲストスピーカー あきみちさん～" width="600" height="210"></H3>

<p>「電子書籍のメリットは、現時点でつくり手側にはありません」<br />
  驚くべき言葉とともにスタートした第4回EAT Caf&eacute;。発言したのはこの回のゲストスピーカーであるあきみちさんだ。2007年までSONYに勤め、現在はブロガー、インターネット評論家として活躍。その推定RSS登録数は1万前後、Twitterフォロワーは約9800人と、いま非常に注目を集めている人物である。また、全日本剣道連盟の情報小委員会委員として、伝統的な競技種目とソーシャルネットワークの橋渡しにも一役買っている。今回のEAT Caf&eacute;は、個人でAmazon kindleストアを通しての電子出版を実践し、自身のブログを英訳した電子書籍がランキング上位を獲得した実勢を持つあきみちさんをお迎えして、電子書籍の未来について語ってもらった。<br />
<strong>あきみちさんWebサイト『Geekなペーじ』：</strong><a href="http://www.geekpage.jp/" target="_blank">http://www.geekpage.jp/</a></p>

<H4>電子出版が流行れば出版側は不利になる</H4>

<p>「個人が電子出版で成功する可能性はきわめて低い、と感じています」</p>

<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/004/face1.png" alt="　" width="331" height="229"></span>

<p>電子書籍用専用端末『kindle』が2012年11月に日本市場に投入され、個人でも電子書籍化が可能になった。そんな現在注目を集める電子書籍市場に冷や水を浴びせるような発言でセッションはスタートした。それは紙を電子化することで著作権保護や印税率など、多くの課題や問題点が浮き彫りにされ、その解決策がいまだ明確にされていないからだという。「たとえば、電子出版は著者にとって印税率が良くありません。紙の場合、印刷費用のリスクを出版社が負うから成り立っていた印税率は電子出版ではどうなるの？とか。それに電子出版は紙と違って1カ所（出版社）で出すわけではなく、Amazon、Kobo、SONYのReaderなどいろいろなところから出します。すると印税が配信側で変わってきます。結果、価格ではなく利益の何%かを著者に支払うという形になるんです」</p>
<p>さらに、「紙が廃れることで多くの出版社も倒産するのではないか？」という話も。電子出版が流行れば流行るほど、作り手側には不利になってくるという実状で、便利になるのは使い手のほうばかりだという。</p>
      
<H4>1000年前の紙は残っている。電子書籍は1000年残らない</H4>

<p>とはいえ、ユーザー側に与えられるのはメリットのみではない、という言葉も飛び出した。「電子書籍は後から&ldquo;なかったこと&rdquo;にもできるんです」kindleなどは、Amazonのさじ加減ひとつで中身の変更や消去も可能だという。国民の教科書を一瞬で変えることができるなど、思想のコントロールが容易におこなわれることにもなりかねない危うさを示唆した。「電子書籍とはライセンスであって私有財産ではないんです。ライセンスを付与されているだけであって所有はしていない。それってもしかして紙より不便なのでは？」さらに、「あくまで極論ですが、Amazonがつぶれたら電子書籍がぜんぜん使えなくなる可能性だってあるわけです」とも語ってくれた。</p>

<p>電子書籍のメリットである本棚が軽くなる、検索が簡単など、手軽でフレッシュな面に目を向けすぎることは大きな危険をはらんでいる。現在、紙のメリットについての議論は少ない。別の角度から見ることで、電子書籍の本質が見えてくるのかもしれない。</p>


<H4>セルフプロモーションとタイミングがすべて</H4>

<p>インターネットの特徴がそのまま電子書籍の売れ行きへとつながるというのもポイントのひとつだ。「注目が集中したものが大きくなっていくのがインターネットの特徴です。大きくなることでそこにアテンションが集まっていく。そうすると世界規模で寡占が進みやすい構造ができていきます」電子書籍もそれに準ずるもので、個人で出版した場合は自分でどれだけ宣伝できるかどうかが勝負になってくる。人気があるものは見やすく、そうでないものは検索で発見しにくくなるなかで、結果として有名人の書籍に売上が集中していくという。</p>

<span class="imageboxL"><img src="../imgcontent/004/face2.png" alt="　" width="273" height="178"></span>

<p>以前なら、物理的にいろいろな場所に多種多様な本が置かれていて、ある程度セレクトするときの自由度が高かったのが、ランキングがすべてになると売れるものだけが表面に上がってくる。紙の時代に名前を売った有名作家がより有利になっていくなかで、アドバンテージがない人が今後、生き残っていくためにはより高いハードルを越えなければならないとのことだ。注目を受けることのピークがいつなのか、売り込んでいくタイミングがどこなのか、などをタイムリーに捉えることができる人がこれから先に注目を集める人物となるだろう。</p>

<H4>率先して動く者が、人や技術を引き寄せていく</H4>

<p>「ぼくは全日本剣道連盟で情報化の手伝いをしています。FacebookやUstream、Twitterなんかを使って大会の勝敗やスコア、途中結果など世界、国内問わずに情報を発信しています。もう少しシステムを改善してから公開して、ほかのスポーツ団体でも使えるようにしたいですね」新しいことを好きに試せるのは自分の技術開発にもつながり、するとまた新しい人と知り合う機会が増えて新しい刺激がもらえるという。多くの人と関わりを持つことが知識を溜め込む効率のよい方法とのことだ。</p>

<span class="imageboxC"><img src="../imgcontent/004/all.png" width="590" height="350"></span>

<p>今回のセッションでは、わたしたちが感じていた電子書籍というものとまったく違う視点での話となった。電子出版は早めに取り込んでも有利になることはあまりなく、プラットフォームが整ってからでも充分、という話も出た。そんななか、いまからそのプラットフォームがどういったものかを理解し、試すことで最大限に活かす方法を模索することが重要なのかもしれない。電子書籍のコンテンツで成功するためには、あきみちさんのように自分の興味のあることを極めようとし、他人よりも素早く動き、知識を取り入れて有利な体勢をいかにつくるか、ということがカギになってくるだろう。わたしたちそれぞれがそのスタートラインに立たされていることを感じさせられた2時間だった。</p>




<div class="profile">
<strong>あきみち</strong><br />
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/004/profile.png" alt="あきみち氏" width="156" height="156"></span>
<p class="cap">1976年生まれ。ブロガー。インターネット評論家。<br />
  2003年に慶應義塾大学 政策メディア研究科にて博士を取得。ソニー株式会社において、ホームネットワークにおける通信技術開発に従事した後、2007年にソニーを退職し、現在はフリーランスとして活動を行っている。2012年3月には『アルファブロガーアワード2011』に受賞。また、全日本剣道連盟の情報小委員会委員としての顔を持ち、ソーシャルネットワークを駆使して伝統競技を素晴らしさを世界に発信する。執筆実績に「インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―」（オーム社）、「Linuxネットワークプログラミング」（ソフトバンククリエイティブ）などがある。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>プロジェクトベースに向けたフリーランスの働き方</title>
		<link>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/13/</link>
		<comments>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/13/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 12 Nov 2012 05:39:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[EAT Cafe レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[いま、わたしたちの働きかたが大きく変わりつつある。 組織型からプロジェクト型へ。しっかりと専門領域を持った個人の存在がこれから社会を変えていく。それに対して、いまだ社会制度の仕組みは変わらないまま&#8230;。フリー [...]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="ColumnArticle" class="cafe003">
<H3><img src="../imgcontent/003/title.png" alt="プロジェクトベースに向けたフリーランスの働きかた。～ゲストスピーカー『Rhythmoon』小野梨奈さん～" width="600" height="210"></H3>

<p>いま、わたしたちの働きかたが大きく変わりつつある。<br />
  組織型からプロジェクト型へ。しっかりと専門領域を持った個人の存在がこれから社会を変えていく。それに対して、いまだ社会制度の仕組みは変わらないまま&hellip;。フリーの人間がどのように成長するべきか、また出産や子育てなどを経験する女性のフリーランサーがどのように守られるべきか、第3回EAT Caf&eacute;は女性フリーランスをつなぐコミュニティサイト『Rhythmoon（リズムーン）』を運営し、代表も務める小野梨奈（オノリナ）さんをゲストスピーカーに迎えディスカッションした。今回はレジュメ形式で、その様子をリポート！<br />
</p>

<H4>ライフイベントによって女性のキャリア形成は影響を受ける</H4>
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/003/face1.png" alt="　" width="322" height="210"></span>
<ul>
	<li>育児と仕事の両立の壁。子育てするか、働くか。2つの選択肢しかないのが社会的問題。女性はライフスタイルに合わせて働きかたを自由に変えられなければ。それはフリーランスが理想的な働きかた。</li>

	<li>女性のなかではまだまだ認知度の低いフリーランスという働きかたのノウハウは共有されていない。</li>
	<li>日本の制度は会社員が優遇される。個人に対して保障がない。「個人事業主」のための産休制度がない！子供を産んだとき、働く気はあってもあずける場所がない。申請しても託児所に空きがない。→働く意志なしと国が判断。</li>
	<li>会社員だと「育休中」の紙を国に提出すればOK。そのためだけでも会社化する意味はあるのかも。</li>
	<li>子育てや親の面倒など、女性のほうが多様な生きかたをする。かたよりのないリスクを分散させるバランスのよい夫婦がほどよい自由さでは？夫：会社員 ＋ 妻：フリーランス＝夫婦など。</li>
</ul>
<H4>「フリーランス」という生きかたを貫くために</H4>
<span class="imageboxL"><img src="../imgcontent/003/face2.png" alt="　" width="275" height="179"></span>

<ul>
	<li>フリーランスで働く人たちがスキルアップできる場をつくらねば、いつまでたってもまともなスキルが身につけられない！</li>
	<li>50代のフリーランサーがワーキングプアになっている。新しいスキルが身につかない。ボーっとしている人にはそうした将来が待っている可能性がある。それを防ぐには、プロジェクトベースになっていく時代のなかで自分の専門領域をしっかり広げていくことが大事。</li>
   

    
	<li>いまは、なりたい自分になるためにどうするかをセルフプロデュースする時代。</li>
	<li>フリーかどうかはあくまでスタイル。大事なことは「自分になにができるのか。どれだけのスキルがあるのか」</li>
</ul>

<H4>社会制度は企業にやさしく個人にきびしい</H4>
<ul>
	<li>社会がいろいろな働きかたを認め、その人らしくいるために公平な社会的インフラが必要。</li>
	<li>現在の就活は偽善のぶつかり合い。騙し合い。起業するという選択肢もあるのに。</li>
	<li>イタリアでは雇用した側が社会保障費の4％を保証しなければならない。フリーランスに対してしっかりしている。いっぽう日本では子育て支援なども声ばかりで機能していない！</li>
</ul>

<H4>働くということの再構築を</H4>
<ul>
	<li>これからはプロジェクトベース。1～10年のスパンのなかでフリーランスが集まって目標に向かっていく仕組みが大事。</li>
	<li>「個」が働けるプロジェクト主体の時代にあって、もういちどフリーランスの働きかたというのを定義し直す必要がある。</li>


	<li>受動的にフリーランスになった人が増えているいま、その成長モデルが描きにくいのでは？企業に属している場合も含め、自己育成のプログラムをだれからも教えられていない。</li>
	<li>個人が必要に応じてネットワークをつくり、企業なみの組織をつくれる環境が出来上がりつつある。ただし組織になると組織保存本能が働く。愛社精神的なものが度を超すとそのなかでしか動けなくなってしまう。</li>
	<li>生活のインフラが安定している地方に住むフリーランスとのつながりを持つことで、働きかたの多様性を広げることができる。彼らの仕事はクオリティーが高く、スピーディ。そして安い。</li>
</ul>
<span class="imageboxC"><img src="../imgcontent/003/all.png" width="580" height="322"></span>

<H4>必要なのはフリーランサー育成プログラム</H4>
<ul>
	<li>徒弟制度のマッチングができればいろいろ学べる。その人に付きたければ弟子がお金を払うなど。</li>
	<li>フリーは自分がエッジにいるのか底辺なのか、自己判断しにくい。たとえばそれを添削型のカルキュラムなどで判断したり、自分が行きたい方向に行くための学習をする仕組みが必要。</li>
	<li>フリーランスをちゃんとした仕組みにしたい。それこそ就職するというのと同じくらいのクオリティーに。そのために5%のフリーランス税をつくって、フリーランスのためのインフラ整備をやっていくとか。</li>
</ul>

<p>こうして、フリーランスとして働く女性の視点が覗ける貴重な会になった第3回EAT Caf&eacute;。
これからの小野さんの動向に注目したい。</p>




<div class="profile">
<strong>小野 梨奈（オノリナ）</strong><br />
<span class="imageboxR"><img src="../imgcontent/003/profile.png" alt="小野梨奈氏" width="156" height="156"></span>
<p class="cap">Rhythmoonプロジェクト発起人、代表。Webプロデューサー。<br />1977年北海道函館市生まれ。働く女性のためのWebメディア「cafeglobe.com」でコンテンツ企画・編集に携わった後、2006年に独立。2008年にmixiで「フリーランスで働く母」コミュニティをスタートし、そのキャリアを活かし2009年よりRhythmoonプロジェクトをスタート。現在は、WebサイトやWebコンテンツの企画・制作・ディレクションを行うプロデュースを個人で活動しながらも、仕事の領域を広げるワークシフトを提案するワークショップ「働き方改革研究所」の副代表なども務める。
</p></div>
<div class="note">
<strong>Rhythmoonとは？</strong><br />
いろいろなライフステージに合わせて働きかたを柔軟に変えることのできる「フリーランス」というワークスタイルに関する情報を女性目線で発信。フリーランスに役立つインタビューやコラムを月のリズムに合わせて更新しているほか、イベントやフリーランス交流会も開催している。
<a href="http://www.rhythmoon.com/">http://www.rhythmoon.com/</a> </div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>だれでも動画時代の中で 変わりゆくコミュニケーションの距離感。</title>
		<link>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/16/</link>
		<comments>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/16/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 24 Sep 2012 05:39:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[EAT Cafe レポート]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.techdesign.co.jp/eatcafe2/?p=16</guid>
		<description><![CDATA[第2回のEAT Cafeはインテリアデザインから映像制作、WEB制作まで手がける『有限会社バッタ☆ネイション』の岩沢卓（イワサワ タカシ）さんをゲストにお招きしておこなわれた。オフィス空間デザインのプランニングや音楽ユニ [...]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="ColumnArticle">
<h3><img alt="だれでも動画時代の中で 変わりゆくコミュニケーションの距離感。ゲストスピーカー岩沢 卓さん（有限会社バッタ☆ネイション）" src="../imgcontent/002/title.png" width="600" height="250" /></h3>
<p>第2回のEAT Cafeはインテリアデザインから映像制作、WEB制作まで手がける『有限会社バッタ☆ネイション』の岩沢卓（イワサワ タカシ）さんをゲストにお招きしておこなわれた。オフィス空間デザインのプランニングや音楽ユニットを組むなど、岩沢さん自身の活動も幅広い。そんな彼が所属する『バッタ☆ネイション』の信条はメディアの距離感をデザインしていくことにある。ここ数年で大きく変動しているネットビジネスをその身で体感してきた岩沢さんに、番組づくりから視聴者のこころの変化など、WEBを取り巻く環境についてお話をうかがった。<br /> <strong>有限会社バッタ☆ネイション：</strong><a href="http://www.web-conet.com/" target="_blank">http://www.web-conet.com/</a></p>
<h4>ネットビジネスを大きく変えた生放送の登場</h4>
<p>番組のつくりかたに変化を与えたのは“ネットによる生中継”の存在が大きい。WEBの制作ディレクションを手がける岩沢卓さんは、制作のフローがここ数年で変わっていくのをじかに感じてきた。</p>
<p>「Ustreamやニコニコ生放送を代表とするネット生中継の登場によって変わったのは、配信が終わった瞬間、完全パッケージメディアになるということです。いままでなら企画立案して撮影の日程を決めて、それが終わったら編集して、コピー、販売配布という流れだったんですが、撮影と編集と納品が一緒になった。もうひとつは番組の流れに、視聴者がTwitterやコメント機能などでリアルタイムで参加できることです。これによってつくり手側が偉くて、見る側、聞く側がそれに従っているという関係から、双方向性を持つものになりました。なにより大きいのはこの部分で、コミュニケーションの距離感が変化したといえるでしょう。ネット生中継の出現によって企画立案の次に、撮影と配信に加えてユーザーとのコミュニケーションを取る、ということが同時に起こるようになりました」</p>
<h4 class="twoline">ソーシャルな部分とのノリ付けをコミュニケーションで<br /> デザインしていくことが自分たちの仕事になっていく</h4>
<p>ネットを取り巻くビジネス環境もわずか数年でがらりと違うものになってしまったそうだ。</p>
<p><span class="imageboxR250"><img alt="岩沢卓さん" src="../imgcontent/002/iwasawa.png" width="209" height="198" />岩沢卓さん</span></p>
<p>「もともと番組制作というのは人や設備がかかるもので、それなりの規模を持つプロダクションが請け負っていたんです。ところがUstreamやニコニコ動画、Youtubeなどのいわゆるインターネット動画共有サービスの出現によってそれが大きく変わりました。動画ファイルを無料でアップロードできる仕組みがつくられたおかげで、民製器で個人で手軽に番組を制作できるようになった。ぼくたちも新しいこと、日本初、などをキーワードに2010年ごろ、某ブランドの新製品発表会をモナコのコンベンションセンターから日本人向けに中継したり、あるタレントさんの自宅での対談をWeb中継したりしていました」</p>
<p>2012年に入ってからは、連動企画としてWebプロモーションしながらUstreamを味付けで使う場合や、より大きなサイズで企画を出してくる場合が多くなってきたという。</p>
<p>「今年ぐらいからニコニコ生放送、Ustream、Youtubeの3波で同時に流そう、という規模の大きな企画が出てきました。そうなると大手の広告代理店と映像機器屋がしっかりと入り込んでくる。技術フェイズも一段上がってしまい、結局、それなりの規模や技術を必要とする、もとのオールドスタイルに戻ってしまったわけです」</p>
<p>であるなら、今後はさらにソーシャルな部分とのノリ付けをコミュニケーションでデザインしていくことが自分たちのような立場の仕事になっていくだろうと岩沢さんは語る。番組制作において、新たに出現したインタラクティビティの動きは、今後こうしたビジネスにおいて重要な位置を占めていきそうだ。</p>
<h4>ビデオ・オン・デマンドの広がりによって二極化するコミュニケーション</h4>
<p>配信側の変化により、ユーザインターフェースの環境も変わっていくことになる。ビデオ・オン・デマンドが広がることで、モニターがより固有的なものになるという。「オン・デマンドになればなるほど、より個人的でニアフィールドなモニターに移っていくでしょうね。たとえば数人でなにかを見るには全員の承認がいる。大きなテレビに映すものをどれにするか、ということをみんなで決めなければいけない。そのコミュニケーションを省くことができるようになるのはひとつの事実です」こうした動きを危惧する意見も多いなか、岩沢さんは、「それがいいことなのか、悪いことなのかぼくには分からないんです。でもそれによって、意図しないところでおこなわれてきた承認のコミュニケーションに対する見直しがされるのではないかと思います。整理されることによって、より個人なものになる部分と生中継のような公開イベントをみんなで共有していく部分と二極化していくでしょう」と語った。</p>
<p><span class="imageboxC"><img alt="" src="../imgcontent/002/all.png" width="580" height="322" /></span></p>
<p>ビデオ・オン・デマンドにおける制作者側から見た映像分野の変更点はどういったものなのだろう。</p>
<p>「ひとつはYoutube、Vimeoなどの動画共有サイトがフルHD／4KHD*の、より高度な画質での再生対応になりました。ふたつ目はそれに合わせてトランスコード*を自動化しているということです。これにより昔のようにそれぞれのストリーミングメディアに合わせた素材をつくる必要がなくなりました。そして最後に、地デジ以上の解像度をもつディスプレイが登場してきたということがあげられます」</p>
<p>送信する映像はこうした環境に合わせて、可能なかぎり高画質なものをアップしておいたほうがいいとのことだ。</p>
<h4>映像以外によるコミュニケーションの可能性について</h4>
<p>再生するやり方がより視聴者にゆだねられることも、つくり手に意識の変転を求める。</p>
<p>「いまは再生スライダー*の下にサムネイルが表示されて、どこに飛んだらどんな画面になるか分かるようになっています。あれは押しちゃいますよね（笑）。3分の動画を1分間で見ようとしてしまう。ところが、それをやられると制作者サイドが、ちゃんと順序を追って説明していた内容が伝わらなくなるんです。すると、つくる側は短いネタの積み重ねにならざるをえません」</p>
<p>今後は、映像でしか説明できないことは映像でおこない、それ以外はテキストでも写真でも伝わるのだったらメディアは問わない、というフレキシブルな形にする必要が出てくる、と岩沢さんは考える。そのなかでも、彼が特に注目しているのはテキストによるコミュニケーションだ。</p>
<p>「結局、Twitterであってもニコニコ動画のコメントに関しても、Youtubeでタグ付けをする行為にしても、すべてテキストなんですよ。タイトルだってテキストを書かないと検索に引っかからない。これが新しいメディアのアーカイブ方法なんだよって、テキストを書ける人はもうちょっと映像業界に対してプレゼンテーションをかけていくべきですね。編集技術だったり、しっかりとした言葉の使いかたを組み込むと、動画の再生数や評価はゆっくり伸びていく。テキストのコミュニケーションのつくりかたで5年から10年先まで、ちゃんと見てもらえるものができると思いますよ」</p>
<p>アバンギャルドなルックスを持つ岩沢さんの頭のなかでは、いまもメディアの距離感をデザインするための新たなアイディアが次々に産声をあげている。</p>
<div class="note">*4KHD：フルHDより4.5倍以上の高画質といわれている。<br /> *トランスコード：デジタル映像をアナログ信号にデコードしないでデジタル信号のまま再エンコードする技術。<br /> *再生スライダー：音楽や動画を再生しているときに、タイムライン（再生時間通過）を視覚的に表示してくれる棒状のインターフェイス。</div>
<div class="profile"><strong>岩沢 卓</strong>
<p class="cap">有限会社バッタ☆ネイション取締役。1978年千葉県生まれ。学生時代よりフリーランスとして映像制作／ウェブ制作などの仕事をスタート。卒業後、有限会社バッタネイションを設立。テレビ番組連動フラッシュサイトの制作や、テレビ*ラジオ番組公式サイトの作成などを手がける。2008年からCET(CentralEastTokyo)エリアにオフィス兼イベントスペース「Co-Net」を開設し、USTREAMER養成講座をはじめとするイベントの開催や配信を行う。2010年には「USTREAMビジネス応用ハンドブック 最新200事例から成功の秘訣を学ぶ」を共著にて出版。映像だけに留まらず、インテリアの企画やショップコンセプトの立案など、幅広い分野での活動をしている。Rent:A*Carという音楽ユニットでのパフォーマンスも精力的に行っている。</p>
</div>

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		<title>“個”の時代からプロジェクトベースの時へ</title>
		<link>http://www.techdesign.co.jp/eatcafe/33/</link>
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		<pubDate>Sat, 04 Aug 2012 06:31:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[EAT Cafe レポート]]></category>

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		<description><![CDATA[&#8220;コワーキング&#8221;という働きかたが、いま注目集めている。それは作業場やミーティングスペースなどを共有しながら、コミュニティをベースに参加者どうしが共働するワークスタイルのこと。EAT Cafeの記念 [...]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div id="ColumnArticle">

<H3><img src="../imgcontent/001/title.png" alt="&quot;個&quot;の時代からプロジェクトベースの時代へ。ゲストスピーカー 『HanaLab.』井上 拓磨さん" width="600" height="200"></H3>
<p>&#8220;コワーキング&#8221;という働きかたが、いま注目集めている。それは作業場やミーティングスペースなどを共有しながら、コミュニティをベースに参加者どうしが共働するワークスタイルのこと。EAT Cafeの記念すべき第一回は、長野県上田市でコワーキングスペース『HanaLab.（ハナラボ）』を運営する井上 拓磨（いのうえ たくま）さんをお招きして、また地方でのコワーキングスペースの役割などをうかがった。<br />
<strong>HanaLab.：</strong><a href="http://hanalab.co/index.php" target="_blank">http://hanalab.co/index.php</a></p>

<H4>何かに挑戦したいと思った人を応援したい</H4>
<p>『HanaLab.』を始めたのは、人と人が出会えるネットワークがつくりたい、また何かを始めたいという人が出てきたとき、応援する場所があればと考えたのがきっかけ、と井上さんは語る。「上田市は長野県の第三都市です。16万人くらいの規模ですが、とても職のネットワークが少ない。そんな環境にいて、どんどん時代の流れが早くなっていくなかで、個人の能力だけでそれについていくのは大変だと感じました」</p>

<H4>都会と地方ではモデルケースが異なる</H4>
<p>コワーキングスペース『HanaLab.』の利用者は実に多種多様だ。農家、ライター、市役所職員、プロカメラマンなどがジャンルにとらわれない新しいアイディアや情報を共有することで、いろいろなコラボレーションが生まれている。彼らがそれぞれの武器を活かしてつくり上げた一例に『東信州のギフト』（http://gift.jimo.co.jp/）というプロジェクトがある。これは地元の生産者と生産品が描かれた12枚セットのギフトカードで、それを受け取った人が好みの商品を選ぶと、旬な時期に生産者から直接送られてくるというサービスだ。カードには世代を超えた生産者2人のすこし照れくさそうに、はにかむ写真と二人の対話が記されている。農家が生産した野菜や果物などを、カメラマンが写し、ライターが生産者のインタビューを行なう。生産現場に近いからこそリアリティのある、地方ならではのコワーキングの事例といえる。</p>

<span class="imageboxC"><img src="../imgcontent/001/all.png" width="500" height="255"></span>

<p>コワーキングのモデルは地域によって異なる、との話も。「都会モデルと地方モデルのコワーキングは違うと感じています。都会モデルの場合はすごく魅力的なスペースをつくってうまく発信してやれば、ある程度の人は集まると思います。むしろ、あまりコミュニティを前面に押しすぎると、敬遠するんじゃないでしょうか。地方の場合は逆で、いくら魅力的な場所をつくってもそれだけでは難しい。コミュニティが先行して&quot;場&quot;ができてくる感じですね」</p>

<H4>コワーキングビジネスの課題点</H4>
<p>現在、コワーキングビジネスは大きな盛り上がりを見せている。2012年の夏には、世界20カ所以上のフランチャイズを持つロンドン発祥のコワーキングスペース『THE HUB（ザ・ハブ）』も日本上陸を予定。その形態も数パターンあり、一杯ドリンクを頼めばオーケーという「カフェ方式」や、企業がスペースを解放しているタイプ、単独で運営しているタイプなどさまざまだ。</p>
<span class="imageboxL250"><img src="../imgcontent/001/inoue.png" alt="井上氏" width="209" height="198"><cap>井上拓磨さん</cap></span>

<p>『HanaLab.』をスタートさせて約半年、コワーキングスペースのシステム面での問題も浮き彫りになってきたという。</p>
<p>「コワーキングはもともと人材の流動化をさせようとして始まっているはずなのですが、スペースにおいてコミュニティが重要になるほど、それが固定化されてしまう。それでは会社組織と一緒じゃないか、ということがコワーキングの危険性として語られている部分です。そこをどのようにクリアするかが次のステップへ進めるカギになると思います。しかし、流動化することで今度はコワーキングスペースの運営がビジネスとして成り立たなくなるという問題点も出てきます」井上さんは、企業の介入、ということがキーポイントになるのではないか、と考える。</p>
<p>「人材がいろいろいて面白い、若い層と知り合えるなどコワーキングと繋がることは企業にとっても魅力的なはずです。そうした組織が何らかの形でスペースにコミットすることで、利用者側にも仕事が生まれやすいなどのメリットが出てくる。今後の課題のひとつだと思います」</p>

<H4>コワーキングは時代が生んだ新しい働きかた</H4>
<p>現在、世界の企業はいろいろな形態をとっている。多様化してさまざまな組織が成り立つようになってきた。コワーキングという働きかたは、そのなかのひとつとして時代が生んだものだ、と井上さんは最後に語った。</p>

<p>「いま人は、自我の欲求から自己実現に向けて、お金と時間、労力を使って動いていて、そうした&quot;個&quot;の時代から、その先はプロジェクトベースの時代になっていくのでは、という考えがあります。組織ありきではなく、プロジェクトに対して個人を求める時代。そうした時代になったときにどんな働きかたがあるのか、ということに対する挑戦としてコワーキングが出てきたのではないかと。コワーキングがこれからやってくる時代に、はたして合っているのかはまだ誰にもわかりません。ただ、&quot;個&quot;が有機的に繋がるという新しい形は、それを見出せる糸口にはなるのではなでしょうか」</p>

<H4>全国のコワーキングスペース</H4>
<p>「コワーキングスペース」とは、机、会議室、インターネット、電源、ファックスなどを備える施設で、各個人が独立して働きながら、相互にアイディアや情報を交換し、オフィス環境を共有することで生まれる相乗効果を目指すコミュニティ･スペース。現在、世界全体では1000カ所以上のコワーキングスペースがあると言われ、日本でもその数は日々増えています。2012年の夏には、世界20カ所以上のフランチャイズを持つロンドン発祥のコワーキングスペース「THE
	HUB（ザ・ハブ）」も日本上陸し、これからますます盛り上がりを見せていきそうです。</p>
<p>日本全国のコワーキングスペースをまとめたサイトはこちら。<br />
<strong>コワーキングスペース.jp</strong>：<a href="http://coworking-space.jp/" target="_blank">http://coworking-space.jp/</a></p>
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